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【マイホームへの道】住宅購入のメリット・デメリットを考える#009

  • 公開日:2017年10月10日
  • 最終更新日:2018年6月9日
  • カテゴリ:
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住宅の購入については「いずれ資産になるから賃貸よりお得では?」というような内容をよく耳にしますし、ネットで調べていてもよく見かける問題です。そんな住宅についてのメリット・デメリットについて今回は考えてみたいと思います。

ヤマダソウイチロウ(@sou16ooo)です。本日もお読み頂きありがとうございます!

 

購入・賃貸それぞれの考えられるメリット

まず最初に購入と賃貸について、よく聞くメリットについてまとめてみました。

住宅購入 賃貸物件
資産になる 初期費用が安い
団体信用生命保険 税金がかからない
こだわりの家 住み替えが用意
老後の心配がない メンテナンス費が不要

それぞれよく聞くメリットだと思いますし、実際にそういう感じもしていたのですが、一つ一つについてもう少し具体的に考えてみました。

資産になる

住宅購入のメリットとして「資産になるから」という理由をよく聞きます。私自身、住宅購入に興味を持ち、Youtubeやブログなどで情報を集めたのですが、実際にはそう簡単な問題ではないという印象です。

例えば、土地1,000万円+建物2,000万円の物件を購入した場合の総額は、住宅ローン(35年払い)の金利を含めると約4,000万円です。仮に35年後に完済したので、売ろうと思った場合に、資産価値として残っているのは「土地」だけになります。これは、木造住宅の法定耐用年数が22年となっているため、それ以降の建物には価値が無いという考え方からきています。

この時点でマイナス3,000万円となります。しかも住宅を維持するために定期的な修繕費を考えるとさらに減ることが予想されます。

また、土地の価格も下落した場合のことを考えると「資産性がある」と考えることは、難しいと思いました。

 

団体信用生命保険

契約者が死んだ場合などに、住宅ローンの残債が無くなるという保険です。家族のことを考えると、この部分は非常にメリットになると考えました。

賃貸であれば、もしも私が死んでしまった場合に、妻は翌月から自分で稼いでローンを支払わなくてはいけません。それを考えるとこれだけでもかなりのメリットがあるのではないでしょうか。

こだわりの家

こだわりという意味では、妻が希望することが大きいイメージなのですが、アイランドキッチンや広いお風呂など、リフォームやリノベーションでいくらでも、好きなように変えることができる点がメリットです。

少し見方を変えた時に、内装にいくらお金をかけても20年・30年後には資産としての価値はなくなってしまうことも見過ごすことはできません。資産性を出来るだけ低くしないという意味では、お金をかけるバランスは考えておきたい所です。

老後の心配がない

賃貸物件の場合、同じマンションにずっと住み続けることができれば良いのですが、引越しをしなくては行けない場合などがあり、審査は年齢と共に通りにくくなるといわれています。特に札幌の場合は、家賃の滞納率も高いことから、より審査が厳しいくなっています。

実際に私が、現在の賃貸マンションに入居する際も「保証会社」と「妻の両親に保証人」となってもらい、やっと入居することが出来ました。保証会社を付けて保証料も払うのに、さらに保証人が必要という、意味がわからない状況でした。

持ち家の場合でも、老後になってから売却する場合があります。坂の多い場所や、近所にスーパー・病院などの施設がない、電車・バスの駅から遠い場合は、年を取ってからの生活が大変になるという話は、家探しに興味を持ってからよく聞くようになりました。

まとめ

住宅購入のメリットと呼ばれている内容でも、実際にはデメリットなる場合があるということがわかりました。特に資産性については、本当によく理解していないと「負債」を「資産」と勘違いしてしまうので注意が必要です。

一方、団信(団体信用生命保険)については、所有するメリットが大きいと感じています。どちらにしても20年、30年後を見据えた予防線は、可能な限りたくさん貼っておいて損をすることがないと感じます。

今は、山の上にある眺めの良い場所の「宮の森エリア」に住みたいですが、長い目で見ると平坦な場所で利便性が良いエリアのほうが、賢い判断の気もしています。

次回は賃貸物件に住む側から見た、メリット・デメリットを考えてみたいと思います。

ヤマダソウイチロウ

ヤマダソウイチロウ・1975年3月7日生まれA型、現在49歳。映像制作を中心に、クリエイティブな活動しています。詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。

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Soichiro Yamada