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TOP TECH::CAMP(テックキャンプ) イナズマコースに41歳で挑戦。プログラミング漬けの刺激的な1週間でした。

TECH::CAMP(テックキャンプ) イナズマコースに41歳で挑戦。プログラミング漬けの刺激的な1週間でした。

  • 公開日:2017年5月8日
  • 最終更新日:2019年12月27日
  • カテゴリ:

2016年10月16日〜10月22日までの7日間『TECH::CAMP(テックキャンプ)』というプログラミングスクールで『ruby on rails』の基礎を学んできました。この記事も月日が経てば情報自体は古くなるのですが、地方から学びに来たい方、40代・50代でも可能性がある話など、メンタル的な部分で参考にしていただけると幸いです。


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ヤマダソウイチロウ(@sou16ooo)です。お読み頂きありがとうございます!



 

なぜ今プログラミングを身に着けようと考えたのか

私の本業はWebデザイナー・コーダーでクライアントから依頼を受けた制作をメインとしたお仕事です。残念ながら今の技術ではWordpressでの動的なサイトを制作するのが精一杯でオリジナルのサービスを展開していくには難しいと考えプログラミングの習得を考えました。

もう一つはプログラミングを通して論理的思考を育む事。最も効率よく最短で仕事を進める力が学べると考えたためです。スティーブジョブスやビル・ゲイツなど世界の有名な経営者は技術者が多いということから、これからはプログラミング的思考が必須だと考えています。

RUBYを勉強しようと思った理由

プログラミングには様々な言語があります。言葉にも日本語・英語・中国語があるように、プログラムにもC言語・JAVA・PHPなど数多くの言語が存在します。

WordPressで使用されているPHPや、jQueryの元になるJavaScriptなど興味のある言語は色々ありましたが、どうせ覚えるなら新しい言語が良いと思った時に「Ruby」という言語と出会い興味を持ちました。

また、Rubyという言語を作ったのはまつもとゆきひろさんという日本人。

Rubyについて調べていくうちに、Twitter・食べログ・楽天市場でも採用されていたという事で、すごい技術なんだなという事は薄っすらですがわかりました。

そして「Ruby on Rails(以下Rails)」というフレームワークが人気ということがわかりました。フレームワークとは簡単に言うとRubyを使いやすくるるための機能です。

プログラミング言語 Ruby

プログラミング言語 Ruby

  • 作者: まつもとゆきひろ,David Flanagan,卜部昌平(監訳),長尾高弘
  • 出版社/メーカー: オライリージャパン
  • 発売日: 2009/01/26
  • メディア: 大型本
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これから伸びる可能性があるという事も知り勉強する言語はRubyに決定しました。

 

そんなときに出会ったのがTECH::CAMP(テックキャンプ)

そんなRailsをどうやって学ぼうかと考えていた時に、ブログ記事で見つけた TECH::CAMP (テックキャンプ) を実際に受講した方の記事。
※今考えてみると TECH::CAMP までの導線が上手に作られていてマーケティングも凄いことに気が付きました。

オフィシャルサイトを見ていくうちに非常に魅力的に感じた TECH::CAMP ですが、2016年の時点では東京・渋谷に教室があるという事で現実問題を考えると厳しいかと思ったのですが「イナズマコース」という1週間という短期間で習得するコースがあることを知り、これなら可能性があるのではと検討する事に。

本田圭佑氏も本気で学びに来たときの動画。

社長自身もYoutubeで活躍

社長の真子就有氏もYoutuberとして活躍しています。難しい内容の動画ではなく、生き方・考え方をわかりやすく解説している動画が多いです。

https://www.youtube.com/channel/UC7I3QTra4_kC4TSu8f7rHkA

TECH::CAMPのコースについて

TECH::CAMPでは2016年10月現在「1ヶ月コース」「2ヶ月コース」「イナズマコース」があり、さらに上級の「エキスパートコース」というのもありました。通常1ヶ月〜2ヶ月かけて習得するカリキュラムをわずか1週間で習得するので、毎日11:00〜23:00まで7日間というハードスケジュールです。

オンラインのみでの受講も可能だったのですが、自宅では色々な事が気になり短期間で取得するだけの集中力は維持できないと考え「イナズマコース」1本で検討することに。他のスクールも当然比較してみたのですが「イナズマコース」と同等のコースを見つけられずウェブサイトの見せ方や宣伝の仕方も TECH::CAMP が一番上手だな思い決めました。

「イナズマコース」は7日間11:00〜23:00の間専用の席で教室利用ができます。終了後の8日目から30日目まではチャットやビデオ通話での質問が可能です。30日を過ぎてしまうとカリキュラムが見れなくなるという仕組。 

TECH::CAMP へ行くために10日間の日程を想定してみることに。

前乗りして、イナズマコースが終わった後も少しだけゆっくりしたいと考えたので10泊11日で計画。TECH::CAMP の場所が渋谷・道玄坂という好立地のため近隣のホテルだと10,000円以上します。よく泊まる蒲田のカプセルホテルは3泊程度なら良いのですが荷物も多いし、毎日片道30分の電車通学は効率が良くないし体力的にも大変です。

一番良いのは道玄坂のTECH::CAMPまでとほ15分圏内で1泊5,000〜6,000円位でカプセルホテル以外が希望ですがそんな好条件はなかなかありません。。。

そこで思いついたのが Airbnb

そこで考えたのが最近話題のAirbnb(エアビーアンドビー)。いわゆる「民泊」というやつです。ここで条件が合えば予算的にも合うので真剣に探してみました。

候補は3箇所ありました。すべて TECH::CAMP まで徒歩5分圏内という事と、8泊で50,000円前後ということで条件にピッタリ。早速、申し込んで見たところ1件目は既に予約が入っているということで断られ、2件目も同じ理由で断られました。

空室カレンダーではどちらも空いているに、システムの調子が悪くて反映されなかったという事でした。はっきりとは断定できませんが、おそらく遠回しに断られたのだと思います。初めての利用で、外国人利用客が多い中日本人だったので、何か怪しまれたのでしょうか。。。

とにかく可能性のある所は全て連絡してみようと思うので54,000円と一番高い所に申し込んでみるとすんなりOK。しかも TECH::CAMP から一番近い徒歩3分という立地。1泊6,700円と若干予算オーバーですがプログラミングのことにだけ集中したかったので移動時間がほぼなくなりました。

今回滞在した部屋はコチラ

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上記写真は実際にAribnbで予約を取った部屋ですが2017年5月現在予約は取れないようです。

 

TECH::CAMP 東京・渋谷校の雰囲気 

場所は道玄坂で109からすぐという立地なのでスマホのMAPで調べながら行くと近くまではわかるのですが、最初は入口が難しいです。「ここか?」といったところにあるので私は3往復しました。

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ビルさえ来てしまえば入るとすぐに表札があるのでわかります。

古めのビル(最終日にエントランスを工事していたのできれいになっていると思いますが)でエレベーターは乗ってる途中で揺れるので恐いです。(向かって左のエレベーター)教室は8階にありワンフロア全てがTECH::CAMP(テックキャンプ)です。

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入口には「人生を変える1ヶ月」というパネルが置かれていて、プログラミングするぞという雰囲気が出ています。

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外観の古さとは真逆の、室内は白ベースでかなりかっこいいです。床は木製のタイルで観葉植物もあり、天井は配管むき出しとシンプルでセンスが良いです。

テーブルは6名で使えるものがいくつもあり、ざっと100名くらいは勉強できるかと思います。初日は日曜日でしたので人が多かったですが、平日は午前中は少なく夕方から多くなる感じです。あと、ドリンクコーナーがありフリードリンクが充実していますwww

今回はたまたまだったと思うのですが40代の方が私を含めて3名もいました。あとは30代1名、20代1名といった構成。他のテーブルを見渡すとほとんどが20代でしたのでそのあたりがメインのようです。

年代が違う中で40代の私がは居心地が悪いかというと、全然そんなことはありませんでした。皆さん落ち着いていて、明るく方が多く、ガツガツした人もいなかったので快適に過ごせました。

実際に勉強を始めてみた

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初日は自己紹介を軽く済ませすぐに勉強をはじめました。TECH::CAMP はパソコンスクールの雰囲気で講師が教えるものとは全く違い TECH::MASTER というブラウザ上で閲覧できるカリキュラムで勉強を進めていきます。おそらくこのような勉強方法が「キャンプスタイル」というものだと思います。

メンター(先生)さんが常に数人教室内にいるのでわからないことがあればすぐに質問できます。カリキュラムの右下に「メンターを呼ぶ」ボタンがあるので自分の机の番号を入力するとすぐに来てくれるシステムです。

「イナズマコースの方は時間が限られているので、ちょっと考えてわからなければすぐに質問して下さい!」と、ありがたい言葉を頂いているのでガンガン質問させていただきました。

メンター(先生)について 

イナズマコース2日は交流も兼ねてイナズマコース5名とメンターさん1名で「ランチ会」に行きました。聞くところによるとメンター総勢は確か120名位いるようでそれだけの人を管理するのはしっかりとした仕組みがあるのだなと感心しました。

メンターさんは見たところ大学生を含めほとんどが20代でした。元々TECH::CAMPの生徒で面白くなりメンターになった方も結構いるようです。数名に話を聞きましたが特に将来プログラマーのなりたいとかではなく違う業種に就職が決まっている方など様々です。

昔は「プログラマー=オタク」というイメージでしたが皆さん普通の学生、社会人だったのでプログラマーのイメージは全く違うものなんだなあと実感できました。メンターになるには専門知識が必要なので簡単なることは難しいですが、スターバックスのパートナーも大変ですが10代・20代の皆さんが活躍しているので同じ感覚だと思いますw

数をこなし理屈は後から分かる方法がオススメ

カリキュラムはMacの環境設定から始まり、Rubyでの開発を行うためのアプリのインストールなど細かく解説されているのでその通りにやっていくと設定が完了します。

Rubyの基礎やhtml/cssの基礎を学んだ後にRuby入る流れで少しずつ難しさが上がるのですが、はっきり言って最初は何を言っているのかさっぱりわかりません。

例えば・・・

「getsメソッドはユーザーからターミナルへ入力できるようにするメソッドです。ユーザーが入力した値を文字列オブジェクトとしてプログラムに渡します。」

メソッド?文字列?オブジェクト?日本語を読んでいても全然入っていかない状態が暫く続きます。。。

とにかく意味がわからなくても進めることが重要だと思いました。とにかく読み進めて、問題は考えて解くのではなく全て回答を見ながら入力します。

ここで私が気をつけていたことはコピペをしないこと。一文字ずつ入力することで勝手に記憶に入ったので。進めていく中でわからない所はメンターさんに聞けば解決します。

初歩的な事だから質問しにくいなとか考えているのは時間の無駄。自分で調べたりせずにどんどんメンターさんに聞く事を徹底するのが効率的。同じ質問を何度もしても大丈夫ですので分かるまで聞いたほうが良いです。

イナズマコースは84時間しかないので、しっかり覚えるというよりは数をこなす方が良いです。

があります。ここにいろいろな要素が含まれているので、ここをとにかく終わらせることで気づけば理解していくという感じだと思って下さい。うまく動かなければメンターを呼び、クラスとインスタンスがわからなければ自分で調べずにメンターさんを呼ぶと良いと思います。

イナズマコースが終わってから3週間以上の期間はカリキュラムを閲覧でき、チャットなどでの質問は可能ですので自分で考えるのはそこからで良いと思います。意味がわからない状態でしっかりわかってから進めようと思っても、結局しっかりわかったところまではいけません。

 

一日のスケジュール配分

11:00〜23:00まで学習するのですが、実際は21:00で帰られる方が多かったです。私の場合、とにかくプログラミングを効率よく覚えるのに最適な環境にすることしか考えていませんでしたので23:00までやっていました。

ただし闇雲にやっていても集中力が切れたり、一週間持たなかったら意味が無いです。スケジュール管理やペース配分もしっかり行い下記の機械的に遂行しました。

11:00〜13:00 勉強
13:00〜13:30 ランチ
13:30〜15:00 勉強
15:00〜15:15 全体休憩 ※お菓子が出てきます
15:15〜17:00 勉強
17:00〜17:30 部屋に戻り休憩
17:30〜19:00 勉強
19:00〜19:15 全体休憩 ※お菓子が出てきます
19:15〜20:00 部屋に戻り夕食
20:00〜23:00 勉強

スタートが11:00からなので、まともにランチを取ろうと思ったら1時間しか出来ません。せっかく集中しているのにもったいないので私は13:00まで作業をしてからランチにしていました。しかもランチは蕎麦や魚定食など少なめに取って眠くならないように気を付けました。

基本は90分間集中してから休みを取るようにして、食事は腹5分程度。とにかくインプット優先の内容にしています。

TECH::CAMP イナズマコースを7日間やってみての感想

最終的にオリジナルサービスを企画してメンターに相談することろまで進めましたので、かなり早い方だと思います。ですが技術的には理解していない所が多いので、残りの3週間の間もカリキュラムはエルタン出来るのでしっかり復習したい所です。

今回イナズマコースを受講した方の内2人は、追加料金10,000円で1ヶ月コースに変更したようです。変更することで自由に教室を3週間使えるので、私も東京に住んでいたらきっとそうしていたと思います。

受講した方、メンターさんと限られた時間の中で色々話せたことを考えると、本当に来た意味があったと思います。確かにカリキュラムを見ながらチャットなどで質問して進められたと思いますが、隣の人が質問している内容を聞いて勉強になったり、メンターさんとの雑談から情報が得られたりなど、教室に行ったからこそ得られる事がたくさんありました。

もしも地方に住んでいる方で、教室かネットのみで迷っている方がいましたら教室に通うことをおすすめします。Webデザイナーとして10年以上活動している私でもそう思ったのですから、初心者の方やプログラム思考を学びたい方でしたら尚更おすすめ。

卒業後もカリキュラムを無料で使用できるようになりました

これは2017年5月9日にTECH::CAMPから届いたメールで、今後はTECH::CAMPのオリジナル教材であるTECH::MASTERを無期限公開していただけるそうです。

これでイナズマコースの方はより有利になったと思います。まずは理屈抜きでどんどんカリキュラムを進めて1週間を乗り切り、あとは自分のペースでインプットを行うかとが可能です。

さらに延長も可能という事なので、半年くらい経ってからもう一回通ってみたいと思えば12,800円で1ヶ月間教室を利用することが可能です。以前から延長コースはあったのですが34,000円していたのでかなりお安くなりました。

40歳以上の方に是非やっていただきたいです。

ステマのような感じになってしまいましたが、この記事を書いている時点で私の年齢は41歳です。40代でもまだまだ十分参加できますし、特に浮いてしまう事もないです。結局は皆さん同じ目的で来ている場所ですので年齢やスキルは皆無です。

社会人の方で、毎年まとまった休みがあり海外旅行に行く「お金」と「時間」をTECH::CAMPに費やすのは、有意義なお休みになるのではないでしょうか。

「時間がない」「お金がない」と言い訳はいくらでもできますが、これからの時代に完全に取り残されてしまう思考になってしまいます。

教室にいて感じたのですが皆さん地頭が良いと思います。札幌にいた時は感じなかった感覚です。1つの教室に長時間いる事でわかる感覚かもしれません。

皆さんスピード感や向上心があり、自分への投資をしています。このように教室に行ったことでわかることは、人それぞれたくさん見つけられると思いますよ。

札幌でも同じようなキャンプを作りたいと思いました。

TECH::CAMPを受講したきっかけは受託制作だけではなくオリジナルサービスを作りたいという事から始まったことですが、TECH::CAMPのイナズマコースをやり遂げてみて、このサービスを札幌でも広めたい!と思いました。

今の私の知識ではすぐに始められないと思いますが札幌だから出来る戦略もあると思います。札幌旅行を兼ねてのコースンあど東京や大阪のような都会とは違った戦略も建てられるので地域密着と観光都市の特色を活かしたビジネス展開ができるのではと新たな野望を持った機会でもあり、私にとっては刺激的な1週間でした。

 

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https://tech-camp.in/

ヤマダソウイチロウ

ヤマダソウイチロウ・1975年3月7日生まれA型、現在49歳。映像制作を中心に、クリエイティブな活動しています。詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。

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Soichiro Yamada