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素人だった妻が新米Webエンジニアになるまでに教えた7つのこと

  • 公開日:2019年3月1日
  • 最終更新日:2019年3月1日
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私の妻は2018年4月より私の仕事を手伝うために、ゼロからWebエンジニアの勉強をはじめました。インターネットの知識は人並なのですが、ビジネスレベルでは完全に足りない状態でしたのでゼロからのスタートでした。

間も無く1年が経とうとしていますが、今ではWordpressでオリジナルテーマでのコーディングが可能になり、Photoshopは画像のリサイズや切り抜き程度はできるので、大量な画像の処理などはお願いできるようになりました。クライアントとのやり取りをお願いすることもあります。

今回は全くの未経験者である妻に対し、私がどの様に教えたか、参考にした本やサイト、意識したことなどについて紹介できたらと思います。

1・時間はかかるが基本的なことを徹底的に

まず第一に心がけたこととしては『時間がかかっても正しく学ぶ』ことを大切にしていました。

『わずか3ヶ月でLPが作れるようになりました』や『半年で制作会社に就職できました』系の話はよくあるのですが、妻には長い目でしっかり確実に覚えてもらう考えなので、習得するスピード感はそれほど重要視していませんでした。

それよりも『正しいことを正しく行う』を基本的な考え方として学んでもらい、結果的には最短距離でマスターできる思っているからです。

2・キーボード操作の見直し

『正しいことを正しく行う』の第一歩として、『キーボード操作の無駄をなくす』ことから徹底しました。ポイントは『可能な限りマウス不使用』です。

どういうことかと言うと、例えばテキストのコピーで考えた場合の操作は一般的に『マウスでドラッグ、右クリックでコピーを選択』を行い、『貼り付けたい位置をマウスでクリックして、右クリックでペースト』といった感じではないでしょうか。

しかし実際の現場でこのような操作をしていては時間がかかりすぎてしまいます。ではどの様に行うかと言うと・・・

シフトを押しながら矢印キーでテキストを選択しCommand(Control)+C、貼り付けたい場所に矢印キーで移動してCommand(Control)+Vが基本です。その他にも文末から文頭に移動する場合は、Command+左キーで移動しますし、全て選択する場合はCommand+A、保存はCommand+Sなど、マウスを使用することなく『可能な限りキーボードで操作』します。

このように地味な作業ですし時間はかかってしまうのですが、一度マスターしてしまえばずっと使える知識は確実に覚えてもらいました。

3・フレームワークを採用しない

最近ではフレームワークを利用した勉強方法が流行っているようなのですが、私の場合はBootstrapなどを採用せずに一から勉強してもらおうという方法を選択しました。

やはり基本をマスターしてから応用編に移行して欲しいという考えなので。

まずは『ドットインストール』でHTMLとCSSに関する内容を見てもらってから下記の参考書でサイト制作を行うことにしました。

この本に決めた理由として、本自体のデザインが良く丁寧に解説されていたので選びました。毎日朝から晩まで勉強していたため、約一ヶ月程度ですべて完了して一通りの知識は身についた感じです。

4・Wordpressをインストールから勉強

次に教えたのがWordpressです。レンタルサーバーの機能にある簡単インストールを使わずに、データベースの設置からWordpressのダウンロードとインストールまでをやってもらいました。

必然的にFTPクライントの設定方法や使い方も教えて、理屈は後からついてくる感じで理解していたと思います。

さらに実践ではドメイン直下にインストールすることは基本的にはやっていません。/cms/というディレクトリを作りそこにインストールして、最終的には表示は/cms/を外して公開するという考え方と方法を教えました。

また、オリジナルテーマの導入方法とプラグインのインストール方法も教えたので、私が新しい仕事が入ったときには妻にこのあたりの作業まではやってもらっていました。

ちなみに参考書は下記の本を使いました。

5・手書きで設計図を書く

次に教えたのがデザイン案からHTMLを組むために必要な『設計図作成』です。慣れている方であれば頭の中で考えてしまえばよいのかもしれませんが、思考を整理するためにも、手書きで書いてもらいます。

主にHTMLに関連するところを四角で囲い、CSSの命名までを手書きで書くことで理解度を深めてもらいました。HTMLを四角で囲うことでブロック的な構造が可視化出来るため、今でも理解度の共有のために書いてもらってからコーディングしてもらいます。

6・クライアントとの連絡係

仕事全体の流れを把握してもらうために、私の代わりにメッセージのやり取りはすべて妻にやってもらいました。当然最初の頃は意味もわからなかったので私がほとんどの部分でサポートしていきましたが、今ではほとんどの部分でお任せ状態です。

このあたりを任せることで、妻自身もホームページが完成するまでの流れがわかり、仕事の見えない部分も見えてきたようです。このあたりで半年くらい経過していたので、自動車免許で例えるなら『仮免』を取れたくらいではないでしょうか。

7・Evernoteを徹底活用

車で例えるところの仮免が取れたところなので、あとは路上に出て経験を積むだけです。案件ごとに考えなくてはいけない問題は全く別物です。最初は案件が変わればどうやって良いのかがわからない状態です。

ここで意識してもらった点は『すべて可視化する』ということでした。

やらなければいけない作業について『分解』し『優先順位』を決め、わからない箇所があれば調べ、それでもわからなければ私に質問するというプロセスを組んで実行してもらっています。

あとは必要に応じて『jQuery』を追加するために勉強したり、Wordpressでショッピングカートプラグインを設置・設定を勉強したりしています。気づけば教えることはなくなり、相談しあって仕事ができるまでになっていました。

とはいえ、Web制作の技術は数え切れないのですべてを記憶することは不可能です。そこで登場するのが『Evernote』。Evernoteで『記録』しておくことで、いつでも記憶を取り出せるようにすることが大切です。

コツコツやることができれば可能です

以上で妻が新米Webエンジニアになるまでの流れを書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。

特に『気合』や『根性』は必要なのではなく『正しく行う』ということだけを意識していけばなれる仕事だと思ってます。40代の妻でもコツコツとやり続けて出来たので、やれば出来るということは証明できたのではないでしょうか。

まだまだ妻一人で仕事をすることは難しいですが、2年後3年後と続けていくことでこの問題は解決できると感じています。

ヤマダソウイチロウ

プロフィール

ヤマダソウイチロウ・1975年3月7日生まれA型。Webクリエイター、Videoクリエイター、料理人の3足のわらじで活動しています。

詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。

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